リアルテックの4K STB SoC RTD1319 / RTD1311が
Android TV上のAndroid 10をサポート
台湾・新竹-2020/2/18 -世界をリードするネットワーク及びマルチメディア関連のICプロバイダーのリアルテック・セミコンダクター社 (Taiwan Stock Exchange: 2379.TW) は、本日Android TVでAndroid 10をサポートし、Googleの最新のAndroid TV要件に完全に準拠する4K UHDセットトップボックス(STB)向けの最新のシステムオンチップ(SoC)であるRTD1319 / RTD1311を発表しました。
これにより、リアルテックはAndroid TVに完全に準拠したSoCプラットフォームの提供が可能となり、OEMおよびODMのお客様の開発期間は短縮され、早期な新製品の市場への投入が可能となります。 互換性が保証されることにより、お客様は非常に効果的かつ効率的な方法でAndroid TVエコシステムの設計が可能となります。
リアルテックのRTD1319 / RTD1311シリーズは、AV1ビデオデコードと複数のConditional Access System(CAS)機能をサポートする世界初の4K UHD STB SoCです。 また、このチップは、HEVC 1080Pエンコーダー、すべてのHDR規格、HDMI 2.1、USB3.0、PCI-eなどの多様な出力インターフェイス、および遠距離音声認識にも対応しております。 RTD1319 / RTD1311は、ケーブル入力に対応したビルトインDVB-Cデモジュレータに加えて、外部のデモジュレータを介して入力される地上波信号、ケーブル信号、または衛星信号を受け入れるのに適した複数のTSインターフェイスを備えており、ハイブリッドのSTBソリューションを提供します。
リアルテックは、BluetoothリモートコントロールユニットおよびWi-Fi + Bluetoothコンボソリューションを含む完全なポートフォリオを有する数少ないICベンダーの1つであり、ODMシステム統合プロセスの究極的な簡素化を実現します。
リアルテックの副社長兼スポークスマンであるYee-Wei Huangは、「リアルテックが、Android TVでAndroid 10向けに完全に準拠したソリューションを提供する最初のSoCプロバイダーの一社になれたことは光栄です。リアルテックはAV1とマルチCASをサポートする世界初の4K STB SoCを提供することが出来ました。 リアルテックは、さらにAndroid TVにフル準拠したソリューションを提供し、お客様の市場投入までの開発期間を短縮して、次世代のフル機能のSTB製品群を構築することを当社のコミットメントとして進めてまいります。」と述べています。