リアルテック、Embedded World 2026において、先進的な総合マルチメディアおよび通信ネットワークソリューションを展示
エッジAIとコネクティビティ技術にフォーカスし、AIテレビ、ネットワークアップグレード、スマートホーム、マルチメディアアプリケーションをカバー
新竹、台湾 – 2026年3月9日 – リアルテック・セミコンダクターは、2026年3月10日から12日までドイツ・ニュルンベルクにて開催される 世界的にも高く評価されているトップクラスの技術イベント「Embedded World 2026」に出展します。
主な展示内容には、2.5Gイーサネットスイッチソリューション、Wi-Fi/IoTスマートホーム、産業用イーサネットおよび光PHY、さらにAIシステムおよびAIアクセラレーター向けのAI SoCソリューションが含まれます。
リアルテックは、高速かつ信頼性の高いネットワーク接続を実現するとともに、スマートホームや産業用途向けの機能を強化し、エッジコンピューティングおよびAIアクセラレーションに求められる演算性能と柔軟性を提供します。
2.5G イーサネットスイッチソリューション
エッジAIアプリケーションの普及に伴い、従来の1GbEネットワークを2.5GbEへとアップグレードすることが、市場の主流トレンドとなっています。イーサネット技術における強固な基盤を持つリアルテックの新世代2.5GbEスイッチソリューションは、2.5GbEダウンリンクおよび10GbEアップリンク帯域幅に対応します。
本ソリューションは、高い集積度、低消費電力設計、幅広い互換性を特徴とし、Wi-Fi 6およびWi-Fi 7アプリケーションに求められる高帯域要件を完全に満たし、エッジAIの展開に不可欠な、安定かつ効率的なネットワーク接続を提供します。
さらに、低消費電力設計はIEEE 802.3az規格に準拠しており、総合的なパフォーマンスを向上させつつ,エネルギー効率性と持続可能性に貢献します。
シームレスな Matter over Thread スマートホームプラットフォーム
リアルテックの ThreadNet ソリューションは、SoC+Ethernet/Wi-Fi アーキテクチャに基づく、Matter over Thread標準互換の スマートホームプラットフォームを提供します。
統合された OpenThread Border Router(OTBR)機能により、既存の Wi-Fi アクセスポイントやイーサネットゲートウェイを、ハードウェアの変更無しで、迅速に Matter ボーダールーターへと転換することが可能です。これにより、フル IP および mDNS ルーティングをサポートしながら、ラストマイルの Thread 接続を実現します。
リアルテックの Thread エンドデバイスと組み合わせることで、Apple Home や Google Home などの Matter 対応スマートホームプラットフォームを通じ、標準化された Matter プロトコルを用いて、インターネット、Wi-Fi、Thread を横断した通信が可能となります。
この統合 Matter プラットフォームにより、OEM およびエコシステムパートナーは、相互運用可能な Matter デバイスの製品開発および展開を加速させ、信頼性と拡張性を備えたスマートホーム体験を提供できるようになります。
エッジAIおよびリモート管理向け SoC ソリューション
リアルテックは、マルチメディア SoC、マネージド NIC、エッジAI 技術を融合することで、高度に統合された高性能かつコスト競争力の高いソリューションを世界中のお客様に提供しています。
リアルテックのマルチメディア SoC は、NPU、CPU、GPU、先進的な4Kビデオデコード、オーディオ DSP、および主要な I/O インターフェースを統合し、NAS システム、OTT デバイス、ホームエンターテインメント製品など、幅広い用途に対応しています。
エッジAI機能を内蔵したこれらのソリューションは、リアルタイムの映像・音声分析をデバイス側で実行でき、より高度なインテリジェント・インタラクションとユーザー体験を提供します。
さらに、リアルテックのマネージド・ネットワーク・インターフェース・コントローラ(Managed NIC)は、リモート管理やリモート制御に必要な安定した高効率イーサネット接続を提供し、ARM プラットフォームのシステム信頼性を向上させます。
成熟したソフトウェアプラットフォーム、包括的な SDK、そして豊富な量産実績を背景に、リアルテックはお客様の製品開発の加速とシステムコスト削減を支援するとともに、世界のマルチメディア、ネットワーキング、インテリジェントコンピューティング市場における重要なポジションをさらに強化しています。
IoT 向けフルカラー・低照度・超低消費電力 マルチモーダルAI SoC
本 SoC は、マルチコア CPU、デュアル AI NPU、Wi-Fi 6、BLE 5.3、AI ISP、画像処理、双方向オーディオを超低消費電力アーキテクチャに統合し、オールインワンの AIoT ソリューションを提供します。最先端の AI ISP を搭載することで、極めて低照度な環境下でも高解像度のフルカラー映像を提供します。
また、高速・低遅延かつ高い信頼性を備えたワイヤレス接続により、マルチストリームや長距離伝送といった利用環境においても安定した性能を発揮します。
さらに、PSA レベル 2 認証と産業グレードの信頼性を備えており、データ保護とシステム全体の安定性を向上させます。
死角のないスマートホーム:独自のR-Mesh技術(Wi-Fi 6 デュアルバンド Matter ソリューション)
リアルテックの新しい高性能 Wi-Fi 6 デュアルバンド(2.4GHz/5GHz)および Bluetooth MCU は、Wi-Fi カードモードをサポートしており、SDIO または USB インターフェースを介して多様なホストプラットフォームとの接続を可能にします。この革新的なアーキテクチャにより、Wi-Fi 伝送速度の限界をさらに引き上げるとともに、多様なアプリケーションへの応用範囲を大幅に拡大します。
また、本チップは最新の Wi-Fi 6(802.11ax)OFDMA 技術とデュアルバンドを統合しており、従来の 2.4GHz 帯域で深刻化している混雑問題を効果的に解消します。これにより、複雑な家庭内ネットワーク環境においても、スマート家電、照明、セキュリティ機器などが安定した接続を維持することができます。
標準プロトコルへの対応に加え、リアルテック独自の R-Mesh 技術 も搭載しています。この機能により、信号カバレッジが大幅に拡張され、家庭内の通信死角が効果的に解消されます。よって、部屋の隅などに設置されたデバイスでも安定して動作することができます。
R-Mesh は、リアルテック IoT 製品の接続信頼性を強化するだけでなく、スマートホームシステム全体の安定性と商業価値を大きく高めます。
高速・低遅延接続:産業用イーサネットおよび光 PHY ソリューション
リアルテックは、多様な市場に向けた包括的な通信ソリューションを提供します。
商用市場向けとして、世界最小クラスの 10G PCIe NIC および 市場唯一の 10G USB NIC を提供することで、デバイスのアップグレードを推進します。
産業オートメーション分野では、新しい産業用10G PHY をはじめ、超低遅延と TSN技術を搭載した 1G および 10/100M PHY を含む産業用 PHY のフルラインアップを展示します。これにより、高帯域通信と高精度なリアルタイム制御の両立を実現します。
さらに、エッジサーバー向けには、100G 光通信チップとマルチポート SATA ブリッジコントローラーを組み合わせることで、高効率かつ省エネルギーなインフラ構築を可能にします。
20 TOPS エッジ AI SoC および AI アクセラレーター
MatriX SoC は、従来型 AI モデルとTransformer AI モデルの両方に対応する高性能エッジ AI コンピューティングを提供し、優れた接続性と高い拡張性を備えています。高性能デュアルコア CPU、GPU、および AI エンジンを搭載しており、最大 20 TOPS の演算性能を実現します。これにより、複雑なコンピュータ・タスクをエッジ側で効率的に実行することが可能となります。
また、LPDDR4X メモリ (最大転送速度4266 Mbps)、および、LPDDR5/5X メモリ (同 6400 Mbps) に対応し、メモリ容量は 2GB から 32GB まで柔軟に構成することが可能です。さらに、本 SoC は AI ワークロード向けに Transformer モデルをサポートしており、スマートファクトリーやスマートビジョンなどのアプリケーションに向けた優れたエッジコンピューティングソリューションを提供し、ユビキタスなAI展開を可能にします。
リアルテックの副社長兼広報担当の Yee-Wei Huang 氏は、次のように述べています。
「AI アプリケーションが急速に進展する中、リアルテックはエッジ AI およびコネクティビティ技術を最優先事項として取り組んでおり、この取り組みをAI テレビ、ネットワークの高度化、スマートホーム、マルチメディアアプリケーションといった分野に展開しています。リアルテックのこれらの革新的なソリューションが、AI の普及を促進するうえで重要な役割を果たすと期待しています。」
リアルテックについて
リアルテック・セミコンダクターは、通信ネットワーク、コンピューター周辺機器、ルチメディアおよびスマートインターコネクトプリケーション向けの幅広いIC製品を設計および開発する、世界をリードするICプロバイダーです。製品には、10/100/1000M/2.5G/5G/10Gイーサネットコントローラー/ PHY、10/100/1000M/2.5G/10G/25G/100Gイーサネットスイッチコントローラー/メディアコンバーターコントローラー/ゲートウェイコントローラー、ワイヤレスLANコントローラーおよびAP /ルーターSoC、xDSL、VoIPソリューション、Bluetooth、xPON、IoTソリューション、 オートモーティブイーサネットソリューション、コンシューマーおよびPCアプリケーション向けのハイファイオーディオソリューション、カードリーダーコントローラー、USB 3.2/USB4 ハブ コントローラー、Type-C PD/リドライバー コントローラー、ハードウェア暗号化コントローラーによる指紋認識、PC 組み込みコントローラー、Web/IPカメラコントローラー、LCD モニター コントローラー、ディスプレイ ハブ/リタイマー/トランスレーター、スマート TV SoC、デジタル ホーム センター コントローラー。 リアルテックは、RF、アナログ、およびミックスドシグナル回路の高度な設計専門知識と優れたシステム知識を備えており、フル機能、高性能、低消費電力、および競争力のあるトータル ソリューションを提供します。詳細については、https://www.realtek.com/ をご覧ください。
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